ドライアイの検査
シルマー試験
目のふちに紙を挟んで涙の刺激性分泌を調べる検査です。
通常は10mm以上が正常値です。
生体染色検査
眼の表面がドライアイでどれだけ荒れているのか調べる検査です。
具体的には、フルオレセインとローズベンガルという2つの色素を使って調べます。
BUT(涙液層破壊時間)検査
涙は目の表面を薄い膜で覆っていますが、通常は瞬き無しでも10秒間以上安定しています。この涙液層がどれだけ安定しているかを調べる検査で、色素を目に入れた後に瞬きをせずに眼を開いていてもらい、何秒間で涙液層が破綻するかを見る検査です。
スリットランプによる眼瞼及びマイボーム腺の観察
ドライアイはまぶたの病気から起こることもよくあります。この為に瞼のふちを詳しく観察し、そこから分泌される脂質の分泌が正常かどうか調べます。